ヘルシンキ空港から約4時間のフライトを経てマドリードに到着!
現地時間2012年8月28日21時00分
マドリードのバラハス空港タクシー乗り場
案内板を頼りにタクシー乗り場へと向かう。
たくさんタクシーがいて、列に並ぶとすぐに順番が来る。
タクシー
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shaq:
(住所の書いた紙を見せながら)ホテルバルベルデ(ようするに結構有名なところ)までお願いします。
運転手の兄ちゃん:
良いよ。グランビア通り29ね。
・・・しばらく運転する・・・
運転手の兄ちゃん:
ここらへんなんだけどな・・・。(車をバックさせたりしながらあたりを見る)
shaq:(え、場所知らないの??)
運転手の兄ちゃん:たぶんあの建物だよ。じゃあここで。
shaq:(え?前まで行ってくれないの?)グラシアス・・・?
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お金を払ってタクシーを降りる。悪い人じゃなかったが、適当だったから、チップはあげない。
たぶんあの建物だと言っていたところへ行く。
・・・違う!!
これ違うホテルですよ!
グランビア通りにはやたらとホテルがたくさんある。
で、泊まる予定のホテルが見つからない。
しょうがないので、スペイン語で道を聞くと、観光客だったらしく、英語で話してくれと言われて、英語で道を聞くと、相手も観光客だからよくわからなかった。
心の中の大泉さんとの会話
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大泉さん:
結局、スペインまで来てだ、マドリードの目抜き通りであるグランビア通りを、大きなトランクを転がしてだ、行ったり来たりしなきゃいけないわけだ。
スペインに来たからスペイン語で道を聞けばだ、スペイン語はわからないから英語を使えだの言われてだ。
このホテルはここらへんにあるよって言われてごらん?そんなことは最初からわかってたんだと言いたくもなるだろ?(いや、親身になって一緒にホテル探してくれてありがとうって思ってますよ!)
けどね、日本語で言えても英語やスペイン語で言える語学力は君にはまだないんだよ。
だから君には、90日後には、それくらいスペイン語で言えるだけの力をつけて欲しいとね、僕は思うわけだ。
そうだろ?shaq君。
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スペインに行く前に、大学の先生や親なんかに、「スリや強盗に気をつけろ!」と散々聞かされていたマドリードの街。
その街をいかにも観光客ないでたちをして小一時間歩き回る。
首絞め強盗なんていう恐ろしい強盗なんてのも聞かされていたため、あんまり入りたくなかった脇道に入ってみると、あっさりと探していたホテルが見つかる。
危うく、スペインの道端で「ここをキャンプ地とする」ところだった。
ホテル見つかって良かった。
チェックインして、カードキーを受け取り、部屋に向かう。
エレベーターが尋常じゃなく狭い。
どれくらい狭いかというと、トランク積んで人が乗ると、違う階で止まっても、新しく人が入ってこない。
さらに底面が台形という日本にはない形。
部屋についてドアを開けようとするが、開かない。
カードキーを持ってフロントへ戻る。
説明したら、もう一枚カードキーをくれた。
いや、交換してくれたらよかったんだけど。
一段落して休憩していると、となりの部屋から夜の営みの声が聞こえてくる。
「Yes~!」
そして、男の断末魔とともに、静かになる。
思ったより、壁が薄いのね。
ホテルで一泊!!!
第4夜へつづく
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